介護業界への転職を目指す場合、面接で聞かれることはある程度決まっています。

看護師が特養に転職する際にも、面接でそう突飛な質問をされることはまずないでしょう。

そのため、事前にしっかりと対策を練っておきたいところです。

業界を問わず、面接で間違いなく聞かれる重要な質問と言えるのが志望動機です。

特養で働くことを希望する場合も、志望動機は非常に重要なポイントとなります。

介護業界全般に当てはまる志望動機では、特養以外で働いた方が良いのではないかと担当者が考える可能性もあります。

特養の特徴をよく調べ、特養でなければならない理由を用意しておくのが理想でしょう。

前職の退職理由、あるいは働きながら転職を目指す理由も、面接で聞かれやすい定番の質問です。

過去の職場や今の職場に明確な不満があっても、面接で愚痴をこぼすのはよくありません。

盛大な嘘をつくのも問題ですが、愚痴はマイナスなイメージを与えるので、できる限り不満をオブラートに包みましょう。

退職理由が人間関係の場合は、協調性を感じられる職場で働きたいなど、ポジティブな印象に言い換えるのがコツです。

また、介護経験も定番の質問ですが、過去に介護に携わった経験がなくても心配する必要はありません。

というのも、看護師は身体的介護などの直接的な介護業務を担当することは、基本的にないからです。

受け答えがしっかりしていれば、介護未経験であってもマイナス評価を下されることはないでしょう。